「心」。モノでもオカネでもチイでもメイヨでもなく、もっとも大切にしなければならないもの。それがどこにあるかはわからないけど、生まれたときから全ての人に平等に与えられているもの。それを今、そっと取り出して、もう一度大切にしてみませんか?
どうしても一昨年の日本中を震撼させたあの出来事と自分とが繋がっているとしか思えないのです。なぜ人は生きるのか?なぜここにいなければいけないのか?答えを探し求めました。しかしどこに行っても、なにをしてもその答えは見つからず、ひとり震え、絶望の淵に立ち、死と向き合いました。
死ぬとはどういうことか。その本当の意味を知った時、このいただいた命を人のために使おうと決意しました。
今回のイベントは私の中のそういう心の中から沸き起こってきたものです。
あの時、桜を見られずに亡くなっていった人々、その家族、地域、コミュニティの人々の想いを、この茅ヶ崎の地でもう一度思い起こしたい。ここから発信をしたい、二年経った今、私達に何ができるのか、桜の儚さ尊さを共に感じながら、日本を考え、日本人として自らの生き方、あり方を感じて欲しい。そんな願いを込めて、企画させていただきました。